【文化祭・学園祭】謎解きゲーム終了後の「順位づけ」と「盛り上がる演出」のコツ
謎解きや脱出ゲームを企画する際、**「どう終わらせるか」**は、ゲーム全体の印象を大きく左右します。
うまく終わらせられれば、参加者に「楽しかった!」「最後までドキドキした!」と思ってもらえる最高のフィナーレになります。
本記事では、ゲームの終了方法を4つのタイプに分け、それぞれの特徴やおすすめの演出方法、またどのスタート形式に合うかまで詳しく解説します。
終了方式はこの4つ!
- 提出方式(順位づけあり) ← イチオシ!
- 提出方式(正否判定あり)
- 全員タイムオーバー方式
- 提出のみ(応募型)
① 提出方式(順位づけあり)★最も盛り上がる!
特徴
- 解けたチームからどんどん提出
- 正解チームの中で、提出が早いチームを上位とする
- 提出順を記録する必要あり
盛り上げる発表のコツ
- 回答が遅かったチームから順に読み上げる
- 間違った答えが出てくると、会場にざわめきが!
- 正解チームは「チーム○○正解!」とだけ発表して、最後まで順位を引っぱると盛り上がる
- 最後の最後に「1番最初に正解したチームは……!!」と発表すると拍手喝采!
向いているスタート形式
- ✅ 一斉スタート型
- ❌ 常時スタートにはやや不向き(提出のタイミング管理が難しい)
② 提出方式(正否判定あり)
特徴
- 解けたチームが提出、その場で正否判定
- 不正解の場合、再チャレンジ可能
注意点
-
正解順を競う形式にすると、早々に順位が分かってしまい、下位のチームのモチベが下がる可能性も
発表の演出
- ラストに「この答えを導き出したチームは…!」というように、正解チームの名前だけ紹介する演出も可能
- 順位を明確に出さない方法でも十分盛り上がる
向いているスタート形式
- ✅ 一斉スタート型
- ❌ 常時スタートやルーム型にはやや不向き
③ 全員タイムオーバー方式
特徴
- 時間切れとともに一斉終了
- スタッフやMCが声かけして、解答を回収
- ミスリードが含まれた構成に多く見られる
活用ポイント
- 正解発表・解説を一斉に行うことで、答えに対する驚き・納得が共有できる
- 全員同時に終了するため、会場演出やラストMCなどを入れやすい
向いているスタート形式
- ✅ 一斉スタート型
- ✅ ルーム型脱出ゲーム
- ❌ 常時スタートには不向き(全員が一斉に終われない)
④ 提出のみ(応募型)
特徴
- 回答を提出したら終了
- 現場での解説や順位発表などは行わない
- その場で正解かどうかが分からないケースも多い
活用パターン
- 終了後、Webサイトや掲示板で正解・解説を発表する
- 応募形式にして、後日抽選でプレゼントや表彰などに使える
向いているスタート形式
- ✅ 常時スタート型
- ❌ 一斉スタートや対抗戦には不向き
各終了方式とスタート形式の相性まとめ
終了方式 | 一斉スタート | 常時スタート | ルーム型 |
---|---|---|---|
提出(順位づけあり)★おすすめ | ◎ | △(難あり) | × |
提出(正否判定あり) | ◎ | △ | × |
全員タイムオーバー方式 | ◎ | × | ◎ |
提出のみ(応募型) | △ | ◎ | × |
まとめ:ゲームの「終わり方」もエンタメの一部!
謎解きゲームは、「終わり方」次第で参加者の記憶に残る体験になります。
正解がわかった時の達成感、順位発表の緊張感、そしてMCや演出で物語を締める一体感——。
特に、「提出方式(順位づけあり)」は、順位発表でのドキドキが演出しやすく、文化祭や学園祭のフィナーレを盛り上げるのに最適です。
※「先着優位」などの言い回しは、「提出順を記録しておくとフェアに順位づけができる」と言い換えるとより柔らかく伝わります。
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