文化祭・学園祭の謎解きゲーム、成功のカギは「謎」より前の計画にあり!
文化祭で謎解きゲームを導入する学校が年々増えています。クラス展示や劇とは異なり、参加者が校内を歩き回りながら謎を解いていく体験型イベントは、来場者との交流を深めるコンテンツとしても大変有効です。
しかし、魅力的な謎を用意するだけではうまくいきません。「どのように校内を巡るのか」「スタートから終了まで、どんな流れで人が動くのか」といった周遊ルート=動線の設計こそが、成功のカギを握ります。
今回は、数多くのイベント設計を手がける謎解き制作のプロの視点から、文化祭での周遊型謎解きゲームを作る際に押さえるべき動線設計のコツを徹底解説します。
まずは理解しよう!スタートと終了の3つの基本スタイル
1. 同時スタート・同時終了
- 特徴:全参加者が同じ時間にスタート・タイムオーバーで一斉終了
- 体育館などの広い場所でのスタート・ゴールが必要
- 注意点:スタート直後に人が集中するため、狭い廊下や教室を通る設計は危険
- 順不同で解ける構成にすることで混雑を緩和可能
- 謎の最初や難しいスポットには広めの教室を割り当てる
2. 同時スタート・順次終了
- 特徴:一斉スタート、クリアしたチームから順次終了
- スタート地点には全員が入れる広さが必要
- 注意点:混雑対策は上記と同様。ゴール地点は一般教室でOK
3. 常時スタート・順次終了
- 特徴:参加者が自由なタイミングでスタート・順次終了
- 来場者が出入り自由な文化祭スタイルに最も適している
- 注意点:同時に参加する人数を予測し、その分のスペースを確保
設計の肝!周遊ルートは「安全」かつ「スムーズ」に
■途中ルート設計のポイント
- 同時スタート型では、最初に通るルートが激混みするため広い通路を使用
- 「順不同で回れる構成」が混雑対策に効果的
- 常時スタート型では比較的自由なルート設計が可能
■スタート地点の工夫
- スタート地点で最初の謎を解かせることで出発タイミングを分散
- 「手がかりのある場所」ではなく、「手がかりのある場所を示すヒント」を提示することで混雑を緩和
てがかりスポットの配置も工夫が必要!
- 順番に回る場合:最初のスポットが混雑するため、広い部屋を割り当てる必要あり
- 順不同で回る場合:難しいスポットほど長く滞在されるため、広めの部屋を選ぶのが◎
ゴール地点のスペース設計も忘れずに!
- 同時終了型:全員が一斉に戻るため、広いスペースが必要
- 順次終了型・常時スタート型:クリア後の処理が短時間なら一般教室で問題なし
【謎解き制作のプロが教える】周遊型・街歩き型謎解きを作るときに絶対押さえるべきポイント
まとめ:動線設計を制する者が文化祭の謎解きを制す!
「謎解き」と聞くと、まずは謎の面白さに目が行きがちですが、文化祭という環境で安全・スムーズに運営するためにはまず「動線設計」から考えるのが鉄則です。
特に「同時スタート」形式を選ぶ場合は、参加人数・通路の幅・スポットの広さなどを事前に十分シミュレーションし、順不同ルートやスタート地点の工夫で混雑を緩和しましょう。
「開かずの箱」では、文化祭に最適な謎解きゲームをオーダーメイドで制作可能!
校内の構造や参加人数に応じて、スムーズかつ安全な動線設計を含めたプランニングをサポートいたします。スタッフ派遣なしで手軽に導入でき、運営マニュアル付きなので、先生や生徒自身でもしっかり回せます。
文化祭での謎解きゲームをお考えなら、ぜひ「開かずの箱」にご相談ください。

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